リモートワークしたい医療・介護福祉職が目指すべきキャリアアップ
お疲れ様です^_^
仕事をしていての一番の悩みって人間関係だと思います。
人間関係から解放されたい。
リモートワークしたい。
一人で仕事がしたい。
そう思うことが少なくない方もいるのではないでしょうか??
これらは、医療や介護福祉職にとってはハードルが高そうに思えます。
けれど実は、標準なキャリアアップでこれが叶えられます。
そのキャリアアップとは、ケアマネジャーになることです。
ケアマネジャーは医療・介護職の標準的なキャリアアップでは唯一、リモートワークが狙える職種です。
やり方次第で、自宅からの電話対応や利用者様宅への直行や直帰も可能です。
ダラダラと会社にいて、不要な人間関係に関わる必要がなくなります。
また、独立起業でいわゆる『ひとりケアマネ』になって働くことが出来ます。
これが出来れば完全にお客さん以外の人間関係とお別れできて、リモートワーク実現ですね。
もちろん、独立起業ですからサラリーマンよりも圧倒的にハードルは高いかもしれません。
しかし、医療・介護福祉職でリモートワークが出来るというメリットは大きいです。
収入はどうなるでしょう??
ケアマネ受験資格に該当するある程度の職種のざっくりな平均年収です。
(参考:国税庁)
看護師→480万円
セラピスト(PT、OT)→406万円
介護福祉士→399万円
社会福祉士→310万円
(管理)栄養士→309万円
精神保健福祉士→320万円
そしてケアマネは、
340万円
決して、高い年収ではありません。
300万円前後の年収の職種ならupになりますが、下がってしまう職種もあります。
ケアマネは夜勤がない、そして介護報酬加算に完全に依存している給料形態です。
介護保険財政難の日本においては、高い給料は見込めません。
もしケアマネを目指すなら、
年収340万円
手取り年収約272万円
272÷12ヶ月=手取り月給22.6万円
一ヶ月22万6千円くらいで生きていける生活力が必要です。
これは見落としがちですが大切です。
ひとりケアマネなら、自分で法人を持つことになるので節税対策が出来るので手取りはもっと増えることでしょう。
ここまで勧めておいて何ですが。
私個人としては、ケアマネという仕事はこれから衰退してくると考えます。
AIの台頭、介護サービスの多様性や個別性からセルフ介護プランの立案の必要性などが理由です。
これから生き残っていけるケアマネは、
●囲い込みの出来る大企業のケアマネ
●『このケアマネさんだからお願いしたい』と思われる個人で信用を勝ち取れる能力のあるケアマネ
だけだと思います。
決して胡座がかける先行きは明るい職種ではありません。
勉強時間や受験と資格受理までのコストと、ケアマネになるメリットを照らし合わせて考える必要があります。
しかし、医療・介護職の1つの選択肢としてケアマネはとても有効です。
職員や利用者様との密な人間関係に疲れたり、身体を壊して身体介護が難しくなっても働くことの出来る職種です。
これはとても大きな選択肢です。
実際、現場で介護をしていた介護福祉士が脳梗塞で半身麻痺になってしまったけれど、ケアマネを取って現場復帰した知り合いがいます。
今回、リモートワークの可能性ということでケアマネをピックアップしましたが、『働き方の多様性』という意味でケアマネは取るべき資格です。
選択肢が多いことは、人生でとても有利です。
働いて5年くらいたつと、今の働き方で良いのか迷うことってよくあると思います。
そんな時はとりあえず、ケアマネを目指してもいいと思います。
ケアマネをやるかやらないかは置いておいて、受験して資格がとれれば選択肢が広がります。
逃げ道としても広がります。
これは本当に大きいことです。
今の現場や働き方以外の方法が取れるとわかるだけでも、仕事は楽になります。
ケアマネでリモートワークの選択肢、目指してみませんか??
明日もボチボチいきましょう⭐︎