モンちゃんのツイートしきれなかった介護の話

病院で看護師をしながらフリーランス介護職をするモンちゃんの医療.介護についてのブログです。

医療や介護は『福祉』なのに金を追いかけなきゃいけないから辛いんじゃないのかな?

お疲れ様です!

f:id:monchan_ns:20230608220036j:image

医療と福祉の職場は、必要とされる専門性と人間性の両方が求められるため、独特な環境となっています。

その中で、金という要素がこの業界に与える影響を考えてみると、様々な側面が見えてきます。

これらの挑戦を見据え、より良い働き方や職場環境を作るための洞察を得ることができるでしょう。

 

金を追いかけなければならない理由

一見、医療や福祉の仕事と金は切り離すことができないかもしれません。

現実には、この業界でも金を追いかける必要性があります。

理由は明確で、良質なサービスを提供するための設備、スタッフ、資材など、全てにコストがかかります。

これらは金に直結し、それが最終的には働く人々の負担につながります。

業界として、コストを最小限に抑えつつ、品質を維持する方法を模索することが求められています。

金と労力・時間の関係

また、金がついていくるからと言って、医療や福祉の職員から労力や時間を搾り取るべきではありません。

しかし、一部の企業では、労働力を極限まで使い果たそうとする傾向があります。

これは経営者としての視点で見れば、コストを下げ、収益を増やす一つの方法とも言えます。

しかし、これが長続きするわけではありません。過剰な労働は、職員の健康や満足度を損ない、結果として品質低下や人材流出を引き起こす可能性があります。

 

横柄な患者や利用者の問題

さらに、金が絡むと、横柄な患者や利用者が現れることもあります。

彼らは支払いによって、ある種の権利を得ていると誤解することがあります。このような状況は、スタッフにとってストレスを引き起こす可能性があり、労働環境を難しくする原因となります。

 

向かうべき方向

これらの問題が存在する一方で、職場環境の改善を目指す動きも広がっています。

例えば、働きやすい環境を作るために、適切な人員配置、休暇制度の導入、公平な給与システム等が取り入れられています。

さらに、横柄な患者や利用者に対しては、良好なコミュニケーションと教育が重要となります。

彼らがサービスの本質と、職員が抱える挑戦を理解することで、相互の尊重が生まれ、良好な関係が築かれます。

まとめ

結局、医療と福祉の職場では、金という要素は避けられない現実です。

しかし、それが全てを規定するわけではありません。

働く人々の尊厳と健康、そして患者や利用者との良好な関係を維持することが最も重要です。

 

この業界が真に人間的な働き方を追求するためには、金という要素を適切に管理し、その影響を最小限に抑えることが必要です。

そのためには、組織全体が価値を共有し、共感的な視点で行動することが重要となります。

この挑戦は難易度が高いかもしれませんが、その結果得られるものは、無価値なものではありません。